地元に豊富に眠る天竜ひのきを使い、浜松で開発された合理化工法に熟練棟梁の手仕事を加えた住宅を、「天竜・無垢の木・ひのきの家」の名称で開発し、認知普及に努めていくために同協議会が発足されました。
天竜桧を活かした住宅商品の開発、プロ向けの業務支援窓口、打合せスタジオ兼用の共有モデル住宅の提供、地域産木材の利用振興と静岡県西部の地域木造住宅市場を活性化することを目的とし現在52社が加盟しています。
「あなたのスタイルで家づくり」
●洗面カウンターも桧で製作。キッチンカウンターは無垢の木のオーダーメイド。
同協議会ではお客様の望むスタイルでの家づくりを提供しています。
設計、施工、アフターメンテナンスを一貫して自社で請け負う工務店スタイル,デザインへのこだわりをもって設計は設計事務所に、施工は工務店に依頼するスタイル,個々の職人のみをご紹介するのスタイルと家の作り方は様々です。
家を建てる前からイベントや見学会に参加いただき、大工さんと交流をはかり、ご自分の家をたてる工務店を選ぶこともできます。
お互いの信頼関係の上で、住む人を中心とした家づくりが実現できるのです。事務局がナビゲートしながらお客様の希望にあった家づくりを進めていきます。
「地元に根ざした職人」と「天竜のヒノキ」、「良い家を建てたいユーザー」を結ぶことが同協議会の役割です。
●デッキの下にも照明を入れ家全体が浮き上がっているように感じます。
「天竜材の良さ」
●天竜ひのきがメインですが床と天井はお施主様の希望により天竜杉を使っています。
天竜の杉林や桧林は、日本三大美林のひとつです。
その昔、天竜川はたびたび氾濫し、地域の人々を困らせていましたが、明治時代に金原明善翁が私財を投じ、上流に大規模な造林を行い治水に努めました。
これが現在の天竜林業のはじまりです。その後、山職人の手により何十年もの年月をかけて手入れし育てられました。
手入れの行き届いた林の木々は、赤身(あかみ)と呼ばれる木の中心にある良質材が非常に多く、素晴らしい材となっております。
また、天竜材は他の産地と比べて粘りがあるため、強度が高く、加工しやすいという特徴もあります。
「地産地消」
●軒裏・縁側・玄関に天竜ひのき使用し、外壁には天竜杉を採用。
同協議会では、地産地消の観点から、天竜材にこだわり、家作りを行っています。
じっくりと育てられた地元の良質材を私たちが使用することで、次の世代へとつないで行くのです。
そして、浜松地域で家を建てるなら、同じ気候・風土で育った天竜の木を、地元で育った大工棟梁が加工することで最も良い家作りに繋がると考えています。
通常なら高価な材である桧ですが、この浜松地域では輸送コストなども抑えることができるため、比較的安価に使用することができます。これも地産地消ならではの事です。
「ひのきの家、棟梁会」・・・
天竜桧に想いを込めて、命を吹き込む家造り
●床は、ひのきのフローリング。壁・天井は珪藻土塗り
同協議会には職人、工務店さんからなる「棟梁会」と設計、不動産、銀行、材木業者さんなどの専門家による「パートナーズ」、それらを取りまとめる事務局により構成されています。
木は天然素材ですから、割れや反り、ねじれなどが生じることがあります。
「棟梁会」のメンバーは、そうした木の特性やクセを見抜き、適材適所に木を用いることができる優れた技術を持っています。木の特性と地元の風土、そして家の経年変化と問題点を熟知しています。
「日本の優れた大工技術は社寺建築の世界にしか残っていない」と思っていませんか?「ひのきの家・棟梁会」には社寺建築を手がける棟梁も在籍しています。
日曜日にはモデルハウスにてリフォームや住宅相談も行っています。
家のちょっとした相談事なども気軽に答えてくれる棟梁達です!
●いろりのある家
ひのきには脳波(α波)、マイナスイオン発生、温熱効果、遠赤外線放射等々身体に良い事ばかりです!
「ひのきの家は高くて手が出ない」「どこに頼んでいいのかわからない」と家づくりの夢を最初からあきらめてはいませんか?
きっとそういう方のために「天竜・無垢の木・ひのきの家普及促進協議会」での家づくりがあるんですね!
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