静岡県の(株)若山建築事務所「雨楽」(若山 誠治社長)さんを紹介します。
共通している設計理念は…
一般住宅・店舗から民家再生、社寺仏閣、茶室等の設計・監理、まで
幅広く活躍されています。

共通している設計理念は…
- 本格デザインである事
- 木造在来軸組工法である事
- 自然素材を使用する事
- 国産材を使用する事
…です
1.本格デザイン
長い年月使われてきたものがもつ用の美。
訳があって形成されてきた姿と形。
それらを大切にし、新しい住まいの中で生かしていく考え方。
人間の内面から磨かれていくような簡素な室内空間がもつ洗練された美意識。
住まいをデザインする時に忘れてはいけないことです。
和とか洋とかでくくれない「本格的日本の家のデザイン」を追求しています。
2.木造在来軸組工法
高温多湿のこの国で1400年も前に建てられた木造建築が現存しているという事実。
腐らず、白アリに食わせないで木の建築を長持ちさせる家づくりの知恵。
地震で三重の塔、五重の塔は一度として倒れていません。
しっかりと構造計画された木造の軸組は、実は非常に強じんな構造であることを再認識すべきです。
この国の数千年来の住まいの歴史の上に立つ木造軸組工法こそ、我々日本人が住む住宅です。
3.素材
家は人を心身共に癒す場所でなくてはいけません。
また子供を育てる、まさに人をはぐくむ場所でもあります。
今シックハウスが大きな問題として取り上げられていますが、もう10年以上も前から建物は自然素材でつくるべきだと実践しています。
人を病気にするような、またその恐れがあって室内環境を人工的に手を加えなければ安心して暮らせない家など、はっきり言って家ではありません。
4.国産材
輸入材は安い材料だからと海外の森林を荒し、自国の林業を滅ぼします。
そして水害までも輸出しています。
安い安いと言って外材で家づくりをしている皆さん!
よく考えてください!!
その安い材料が遠い外国からこの国に運ばれて建築部材になるまでに、いったいどれだけのエネルギーを消費してきたか。
どれほどの二酸化炭素を放出してきたことか。
その行為が自らの国の根幹をむしばみ、地球環境を破壊しています。
ここまではっきり言われると本当に考えてしまいますね!
話しは変わりますが、最近『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』(武田邦彦氏著)という本を読み、この本でも現在の環境問題を一刀両断に切っています。
すごく考えさせられました・・・お勧めの本です!
住宅会社向けの商品開発・設計コンサルタント
また若山建築事務所「雨楽」さんでは各地の住宅会社向けの商品開発・設計コンサルタントも行っています。
各地でブランド化された家も数多くあり、皆さんのお近くでも建築されているかも・・

今後とも(株)若山建築事務所「雨楽」さんの御活躍を期待します。

(株)若山建築事務所
一級建築士事務所「雨楽」
〒421-3107 静岡県庵原郡由比町阿僧941-4 TEL:0543-75-5289
HP:http://urac.jp/(うらくなぶろぐ)